検査について
MRI検査は、撮影する部位にコイルと呼ばれる器具を体に載せたり装着したりして、検査台に横になって行います。 検査中は検査台が円筒状の装置内に入り、検査が始まると工事現場にいるような大きな音がします。 検査中はヘッドホンや耳栓を装着します。 動きに弱い検査ですので、検査中は体を動かさないよう、ご協力ください。 腹部等の検査では、合図に合わせて呼吸を止めていただくことがあります。 検査内容によっては、食事制限や排尿制限をしていただく場合があります。
- 腹部MRI検査(肝臓・胆のう・膵臓・MRCPなど)を受けられる方。
- 膀胱MRI検査を受けられる方。
MRI検査の注意事項
下記に当てはまる方は、検査を受けられないことがありますので、主治医および検査担当者に必ずお申し出ください。
- 心臓ペースメーカー・除細動器(ICD)を埋め込んでいる方
- 人工内耳・人工中耳の方
- 目に微細な金属片が入っている(または入っていると疑わしい方)
- 脳動脈クリップが入っている方
- 外傷などによる材質不明の体内金属がある方
- 妊婦または妊娠している可能性がある方
- 閉所恐怖症の方
※体内金属・磁性体が体内に挿入されている場合は、検査可能か不可の判断の為に、手術をされた医療機関に問い合わせが必要な場合があります。
下記のものは検査室に持ち込めません。
- 金属類(時計、携帯電話、鍵、めがね、ライターなど)
- 磁気カード(キャッシュカード、クレジットカード、テレホンカードなど)
- 補聴器
- 入れ歯
- カイロ、湿布、金属を使用している貼り薬
- ヒートテックなどの防寒下着
- 化粧(アイライン、マスカラ、アイシャドウなど)
- コンタクトレンズ
- 増毛パウダー、スプレー式白髪染め染毛料
不安な方は事前に主治医もしくは検査担当者にご確認ください。
造影剤を使用される方へ
より詳しく検査を行うために造影剤を使用することがあります。
腕の血管(静脈)に、検査前もしくは検査途中で点滴用の針を穿刺し、造影剤を使用します。
以下の方は造影剤を使用しないで検査を行う、もしくは慎重に投与することがあります。検査前に主治医もしくは検査担当者にお申し出ください。
- 今までに造影剤を使用して副作用が生じたことのある方
- 気管支ぜんそくがある方
- 腎機能異常がある方
- 妊娠中、授乳中の方
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