- X線を用いて、乳がんの有無を調べる検査です。
- 触診では見つからないような、ごく小さなしこりや、悪性の可能性が高い微細な石灰化を発見するのに有効です。
- 乳房を挟みながら圧迫して、左右方向と上下方向から撮影します。
- X線を利用しますが、人体へ及ぼす危険性は、ほとんどありません。
機器紹介
AMULET Innovality(FUJIFILM)
痛みに配慮した新しい機器に更新、令和5年5月からマンモグラフィの装置が新しくなりました。受診者さまへの痛みの配慮ができる「なごむね(圧迫自動減圧制御)」が搭載された装置です。
新機能「なごむね(圧迫自動減圧制御)」のご案内
当院では、マンモグラフィ撮影時、痛みを和らげるマンモグラフィ圧迫自動減圧制御システム「なごむね」を導入しました。
通常通り圧迫した後に、撮影に影響のない範囲で圧迫する力を弱めてから撮影する機能です。さらに、これまでよりも高画質で撮影できるようになりました。
マンモグラフィ画像のご紹介
石灰化の描出(画像は全て実際に当院で撮影したものです)
- 高精細な画像描出の実現が可能です。
- 50μm高解像度により、微小石灰化の描出能が高い撮影が可能です。
- モニタ診断時では有用とされる拡大操作にて、石灰化の形状把握と分布がより明確に撮影されます。
コントラスト向上
- 線量低減可能なW陽極を採用しています。
- W陽極で撮影した画像をISCによりMo陽極で撮影したコントラストに近い画像を提供しています。
ブレスト・アウェアネスについて
乳房を意識する習慣のことです。乳がんは自覚症状を認めることにより、発見される場合があります。具体的には、日頃の生活の中で次の4つを行いましょう。
当院における撮影技師
乳房撮影は、検診マンモグラフィ認定放射線技師を取得した女性技師のみ対応しております。
- 当院はマンモグラフィ画像認定施設です。
- 読影は検診マンモグラフィ認定医が行います。
- 撮影は検診マンモグラフィ認定診療放射線技師が行います。