塩竈市立病院

院外処方箋における疑義照会簡素化プロトコル

処方変更に係る原則

  • 先発医薬品において「変更不可」の欄にチェックがあり、かつ保険医署名欄に処方医の署名又は記名・押印がある場合は、処方薬を後発医薬品に変更できない。
  • 各医薬品の適応及び用法用量を遵守した変更とすること。また安定性や溶解性、体内動態等を 考慮し、利便性が向上する場合に限る。
  • 患者に十分な説明(服用方法、安定性、価格等)を行い、同意を得た上で変更する。

1.各種問い合わせ窓口

  1. 処方内容(調剤・服薬指導に関する疑義・質疑など)、プロトコルに関すること:薬剤部
  2. 保険関係(保険者番号、公費負担など):医事課

2.処方変更・調剤後の連絡

  • 処方変更し調剤した場合は、当院指定の「疑義照会簡素化プロトコル報告書」に変更内容を記入の上、下記のFAX番号に送信してください。
  • 銘柄名処方に係る後発品への変更調剤時や一般名処方に係る処方薬について、調剤後の銘柄等の 報告は本プロトコルの合意締結以降、お薬手帳等への記載があれば不要とします。 FAX:022-364-5529 塩竈市立病院 業務課

3.疑義照会不要例(ただし、麻薬、注射薬、吸入薬に関するものは除く)

  1. 成分名が同一の銘柄変更〈同じ内容での2回目以降の報告書提出は不要〉
    例、ジャヌビア錠50mg → グラクティブ錠50mg
    セファレキシンカプセル 250mg「トーワ」→ ケフレックスカプセル250mg
    ※後発品から先発品への変更も可能。(ただし、薬剤料の違いについて患者に十分に説明し、了承を得た場合に限る。)
    ※生活保護受給者については生活保護法等関係する法令の遵守を優先すること。

  2. 内服薬の剤形変更〈同じ内容での2回目以降の報告書提出は不要〉
    例:【般】カンデサルタン口腔内崩壊錠 → ブロプレス錠
    リリカOD錠 → リリカカプセル
    ミヤBM細粒 1g → ミヤBM錠 2錠
    ※用法用量が変わらない場合のみ可。

  3. 別規格製剤がある場合の処方規格の変更〈同じ内容での2回目以降の報告書提出は不要〉
    例:【般】アムロジピン口腔内崩壊錠5mg 1回 2 錠 → ノルバスクOD錠10mg錠 1回1錠
    フェブリク錠 20mg 1 回 0.5 錠 → 10mg 錠 1 回 1 錠
    変更不可例:サムスカ錠7.5㎎ 1錠(肝硬変における体液貯留で使用) → サムスカ錠15㎎ 0.5錠

  4. 服薬状況等の理由により処方薬剤を半割や粉砕、混合すること、あるいはその逆(規格追加も含む)ただし、抗悪性腫瘍薬を除く〈同じ内容での2回目以降の報告書提出は不要〉
    例:【般】バラシクロビル錠 500mg 6錠1日3回毎食後(錠剤が飲み込めるか心配) → 半割可
    逆の例:ワーファリン錠 1mg 2.5 錠 → ワーファリン錠 1mg 2 錠/ワーファリン錠 0.5mg 1 錠

  5. 処方薬剤を服薬状況等の理由により、一包化調剤すること、あるいはその逆(抗悪性腫瘍剤、およびコメントに「一包化不可」とある場合は除く)同じ内容での2回目以降の報告書提出は不要。
    ※患者希望あるいはアドヒアランス不良が改善されると判断できる場合に限る。
    逆の例:排便状況に応じて調節するために下剤を一包化から除く。

  6. 湿布薬や軟膏等の外用剤の包装規格変更(合計処方量が変わらない場合)同じ内容での2回目以降の報告書提出は不要
    例:セルタッチパップ70 7枚/袋 6袋 → セルタッチパップ70 6枚/袋 7袋
    【般】アズレンスルホン酸Na含嗽用液4% 5mL/本2本→アズノールうがい液4%10mL/本 1本
    ※点眼薬等開封後の使用期間に制限がある場合の大きい規格への変更は不可
    変更不可例:【般】ピレノキシン点眼液0.005% 5mL/本 2本→カタリンK10mL 1本

  7. DPP-4阻害薬の週1回製剤、あるいはビスホスホネ-ト製剤の週1回、月1回製剤が、連日投与の他の処方薬と同一日数で処方されている場合の処方日数の適正化(処方間違いが明確な場合)。
    例:(他の処方薬が 14 日分処方のとき)ザファテック錠 100mg (週 1 回製剤)1 錠 分 1 朝食後 14 日分 → 2 日分
    【般】リセドロン酸Na錠 17.5mg (週 1 回製剤)1 錠 分 1 起床時 14 日分 → 2 日分      

  8. 用法が頓服あるいは回数指定で処方箋に記載があり、具体的な用法が口頭等で指示されている場合(薬歴上あるいは患者面談上、用法が明確な場合を含む)の用法の追記。
    例:【般】フロセミド錠20㎎ 1錠 むくみ時 → むくみ時 BW50kg以上の時
    【般】ケトプロフェンテープ40mg 1日1回(1枚) → 1日1回(1枚) 腰

  9. 漢方薬、EPA製剤、EPA・DHA製剤、メトクロプラミド、ドンペリドンの「食後」投与。
    同じ内容での2回目以降の報告書提出は不要。
    例:ツムラ大建中湯 7.5g 分 3 毎食後 → 食後のままで調剤可

  10. 経腸栄養剤の患者希望によるフレーバー変更。
    例:エンシュア・リキッド バニラ味 → コーヒー味・ストロベリー味

4.残薬調整に関する疑義照会不要例(ただし、麻薬に関するものは除く)

  • 薬歴上、継続処方されている処方薬に残薬がある場合に投与日数を調整(短縮)して調剤すること。
    ※外用剤の本数の変更も含む。
    例:【般】クロピドグレル錠 75mg 30 日分 → 27 日分 (3 日分残薬があるため)/ルリコンクリーム 1% 3 本 → 2 本 (1 本残薬があるため)
    ※残薬調整を行った際は、必ず当院指定の疑義照会簡素化プロトコル報告書に必要事項を記載の上、 情報提供をお願いします。この報告が無い場合、次回診療時に患者に不利益が生じることもあり得るので厳守してください。
    ※処方箋における「残薬確認した場合の対応」において、「保険医療機関へ疑義照会した上で調剤」の項目にチェックがある場合は、処方医に疑義照会した上で変更してください。

5.運用開始日

  • 令和 2年11月1日
疑義照会簡素化プロトコル(報告書、合意書)ダウンロード
   
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