外来化学療法センター長 横山忠明のあいさつ
癌の治療として、①手術②薬物療法③放射線療法④緩和医療がありますが、外来化学療法センターは、癌の薬物療法を安全に提供するための部門です。
癌の薬物療法は、従来の抗癌剤に加え、分子標的薬、ホルモン剤、免疫療法等新しい有効な薬剤が次々と開発されてきております。
新しい薬剤には従来の抗癌剤とは全く異なった副作用が発現することもあり、それらをコントロールしつつ効果を引き出すため、治療は年々高度化してきております。
当院では、2005年4月から外来化学療法センターを運用しております。主に消化器癌、乳癌を対象に、外来及び入院患者の癌化学療法を扱っており、
皆様が安心して安全に治療を継続できる様、多職種のチームで治療にあたっております。
プロトコールは、標準治療とされガイドラインにも掲載されたものを、当院の化学療法委員会が審査・承認して用いております。
副作用対策も含めて、常に最新のエビデンスに基づいた治療を提供できる様、これからも日々努めてまいります。
【外来化学療法センター長 横山忠明】
外来がん化学療法レジメン登録申請書(がん種別)
服薬情報提供書(トレーシングレポート)の報告について
- 患者さんの状況に応じて電話等により服薬状況や副作用の有無等についてモニターしていただき、得られました情報ならびに薬学的評価をトレーシングレポートにてFAX送付ください。
- 内容を確認の上、院内で共有し診療に活用させていただきます。
- トレーシングレポートを掲載いたしますが、各保険薬局様で平素ご使用されているもので構いません。
服薬情報提供書ダウンロード